神様ぁ～！ 若いとき甘えられる内は甘えていいけど 人生必ず帳尻を合わせるときが来ると言ってね！！

　　猫さん達の可愛い日替わり画像【 ペルシャ・チンチラ・ヒマラヤン 】 　　　　　　　　　　　

　　【 ３年前の東日本大震災で被災された皆様には
　　
　　　　　　　心よりお見舞い申し上げます 】

　　私はアロマセラピスト
　　　『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
　　　今日から読んで頂ける方の為にも
　　　　少しずつお話を進めていきますね

　　私のお部屋では生徒さん達と
　　　アロマ医療のお勉強をしているんだけど
　　認定試験のない時は
　　　いつも脱線ばかり

　　雑談と言っても
　　　れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
　　アロマ医療ではこのカウンセリングも
　　　とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ

　　今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
　　　本題が途中になってしまっていたから
　　　　続きをお話ししますね

　　《エピソードＮｏ．１４－２３０》
　　【普段は結構おしゃべりでも
　　　お相手の前では超寡黙】

　「先生　大変ですぅ
　　　きのうは突然ガヴィさんが
　　　　わたし達の『教室』にやってみえて
　　　　　ビックリしちまいましたぁ

　　ここのところずうっと土・日は
　　　今回『パリ』での研修予定の生徒さん達とか
　　　　ＯＢさん達の中で『フランス語』を
　　　　　もう一度復習しておきたいって方達の
　　　　　　特別講座をしてるじゃないですかぁ

　　そうしたら突然わたし達の頭の後ろから
　　　聞き覚えのある『フランス語』が聞こえたんで
　　　　エェッと思って振り返ったら
　　　　　ガヴィさんが立ってらしたんですぅ」

　　そうなのよ
　　　実は私も何もうかがってなかったんで
　　　　驚いたんだけど
　　　　　あなた達の『結婚式』の足りない資料を
　　　　　　わざわざ届けてくださったのよ

　　もちろん今までにメールとか電話で
　　　何度も打ち合わせはしてたんだけど
　　　　今回は生徒さん達の
　　　　　『パリ』での研修スケジュールの中に
　　　　　　　あなた達の結婚式を組み込んだでしょ

　　それに旦那様とかあなたの彼もお仕事の都合で
　　　そんなに余裕のあるスケジュールじゃないから
　　　　サラさんとかガヴィさんが心配されてね
　　　　　細かい打ち合わせに来てくださったのよ

　　ガヴィさんがおっしゃるにはね
　　　本当はサラさんも一緒に打ち合わせにって
　　　　ご本人から頼まれたそうなんだけど
　　　　　さすがにお医者さまとしてはお忙しいのと
　　　　　　それにあなた達と一緒で
　　　　　　　長期休暇も取らなければいけないんで
　　　　　　　　今回は諦められたそうよ

　「先生　なんだかそんなお話をうかがうと
　　　サラさんやガヴィさん達に申し訳ないなって
　　　　思っちゃいますぅ
　　　　　わたしがワガママ言ったばかりにぃ・・・」

　　今頃になってなにを弱気になってるのよ
　　　あなた達には似合わないわよ
　　　　あのね　若いうちに甘えられるときは
　　　　　精一杯甘えればいいのよ

　　でもね　神様はよく見てらしてね
　　　人生はちゃんと帳尻が合うようになっててね
　　　　今度はあなた達がその番になったら
　　　　　精一杯助けてあげればいいのよ

　「先生　それは分かりますけどぉ
　　　サラさんやガヴィさん達はわたし達と
　　　　あんまり歳が違わないんですよぉ
　　　　　そこんとこがよけいに申し訳なくってぇ」

　　まぁ　いいじゃないの
　　　あぁそうそう　ちょっとここだけの
　　　　ナイショのお話しなんだけどね
　　　　　サラさんの叔母様から
　　　　　　こんなメールを頂いてるのよ

　　叔母様がおっしゃるにはね
　　　サラさんもガヴィさんも
　　　　まるで自分たちの結婚式みたいに
　　　　　一生懸命走り回られてるみたいなのよ

　　でね　実はサラさんのお父様も
　　　今まで娘にまるでその気配がなかったんで
　　　　その姿に目を細めながら
　　　　　陰でサラさん達を応援されてるそうよ

　　と　おっしゃる叔母様もね
　　　ほらあなたの『ウェディングドレス』に使う
　　　　『レース生地』を探しに
　　　　　　叔父様とお二人の想い出の地ベルギーに
　　　　　　　何度も足を運んでくださったみたいよ

　　メールの最後にね
　　　私達もまるで実の娘が嫁ぐような気持ちで
　　　　毎日を楽しませて頂いてますって
　　　　　書いてあったわよ

　「先生　わたしってかなりヤバイかも
　　　そんなお話をうかがってたら先生や
　　　　みんなの前ですけど泣いちまいそうですぅ」

　　ほらほら　今泣いてお顔がクチャクチャになると
　　　『イミグレ』を通らなくなるって言ったのは
　　　　　あなた達でしょ

　　あなた達って本当に不思議な才能を持ってるのね
　　　どこに行っても皆さんに好かれるでしょ
　　　　そう言えばあなた達の『フランス語』が
　　　　　一気に上達したのも

　　ほら『パリ』の『Pharmacie（薬局）』の
　　　お婆ちゃん達のお陰でしょ
　　　　あなた達が『精油』を買いにいって
　　　　　『フランス語』で理解出来るまで
　　　　　　　入り浸ってたじゃない

　　まぁ　お婆ちゃん達と言っても
　　　立派な『薬剤師』さん達だから
　　　　自分の娘か孫を諭すように
　　　　　丁寧に教えてくださったでしょ

　　だからあなた達が『パリ』で研修を受けた本番は
　　　通訳なしで済ませたから
　　　　講師の方達にも褒められたじゃない
　　　　　日本からの研修生では初めてで
　　　　　　とても教え甲斐がありましたってね

　「先生　わたし達はフランスに行くまでは
　　　のろまな亀さんだったんですけどぉ
　　　　皆さんによくしていただいて感謝してますぅ」

　　さっきもお話ししたんだけど
　　　次は自分たちの番だと思ったら頑張るのよ
　　　　それまでは精一杯甘えていいのよ

　「先生　そう思ったらなんだか
　　　とってもお腹が空いてきたニャン・・・」

　　そうだわ　昨日サラさんから
　　　『ポン太』と『メイ』ちゃんに頂いた
　　　　『パリ』の猫用おやつが残っていたわ

　「先生　ゲッ・・・
　　　『ポン太』と『メイ』ちゃんがにらんでますぅ」

　　神様ぁ～　若いとき甘えられる内は甘えていいけど
　　　人生必ず帳尻を合わせるときが来ると言ってね

　　お願いねっ