info-avenueのブログ

永年アロマセラピストとしてカウンセリングの体験を基に自ら悩み苦しんだ日々を踏まえこれからの人生明るく楽しく自由に生きていきたいなぁと言う気持ちで日々を綴っていきますので応援してくださいね

神様ぁ~! 一見“熊?りん”って可愛い名前だけど 呉々も“桜餅”は食べ過ぎないでねと言ってね!!




  猫さん達の可愛い日替わり画像【 白猫が好き Part5 】            



  【 3年前の東日本大震災被災された皆様には
  
       心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
   今日から読んで頂ける方の為にも
    少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14-102》
  【普段は結構おしゃべりでも
   お相手の前では超寡黙】

 「先生 大変ですぅ
   けさ『福島』に来る途中で気が付いたんですけど
    思ったよりたくさん『桜』が咲いてましたぁ
  でもあれってかなりピンクが濃かったんで
   『ヒガンザクラ』って言うのですよねぇ
     だって『ソメイヨシノ』は
      もっとピンクが薄いと思いますぅ

  あらあら あなた達いつから
   『桜』博士になったのかしら
     そこまで詳しいとは驚いたわ
  確かに今咲いているのは
   ほとんどが通称『ヒガンザクラ』だと思うわ

  まぁ 通常『ソメイヨシノ』より1~2週間早く
   文字通り『お彼岸』のころ咲くから
    そう呼ばれるようになったと思うけどね
     でもよく見分けが出来たわね

 「先生 でへっ じつはサラさんの叔母様から
   教えていただいたんですぅ
    『ヒガンザクラ』は色が濃いめで
      お花の元がボコってふくれているから
       すぐ見分けられますぅ
  お花が咲き終わるとあそこが大きくなって
   『サクランボ』になるんですよねぇ」

  ううん 確かに『サクランボ』みたいな
   実になるものもあるみたいだけど
    『ヒガンザクラ』は
      『サクランボ』の木じゃないのよ

  でもね 『ヒガンザクラ』は
   ビックリするくらいとっても長寿なんですってよ
  例えば私の知っているものでは
   山梨県の『神代桜(じんだいざくら)』は
    ナント2000年と言われているし
  岐阜県の『薄墨桜(うすずみざくら)』は
   これもナント1500年と言われているみたいよ

  そうそう 去年話題に出た
   福島県の『三春滝桜(みはるたきざくら)』は
    これも1000年と言われていて
     『三大巨桜』と言われているそうよ

 「先生 じゃあ樹齢100年や200年の『桜』なんて
   まだまだ『はなたれ小僧』なんですねぇ」

  まぁ そう言うことになるわね
   でね 今思い出したんだけど
    あなた達がお話しした『ソメイヨシノ』はね
  この『ヒガンザクラ』が片親で
   品種改良されてきたものなんですってよ

  そうそう 私達は『ヒガンザクラ』って呼ぶけど
   分類上の『種』の名前は『エドヒガン』って
    呼ぶんだそうよ

 「先生 じゃああの『砂糖錦』みたいな
   甘くて美味しい『サクランボ』は
    どんな木になるんですかぁ」

  『サクランボ』がなるのは『桜桃』と言う種類で
    日本で栽培されている品種の大半は
     ヨーロッパから入ってきたものだそうよ
  でね ちょっと記憶が曖昧なんだけど
   その中でも確か『ナポレオン』と『黄玉』を
    山形県の『佐藤』さんが交配させて
     さらに品種改良したものが
  あなた達が言う『佐藤錦』なんだそうよ
   いくら甘くても『砂糖』ではなくってね

 「先生 よくそんなんがスラスラ出てきますねぇ
   お顔が『ドラえもん』に見えてきちゃいますぅ
  でいま ふと思ったんですけどぉ
   わたし達って『桜』の精油って
    ほとんど使ってないじゃないですかぁ
     あの『桜餅』見たいに結構香りは
      強いと思うんですけどぉ」

  あらあら 『アロマ』の講師さん達が
   今頃そんなことをおっしゃっていては
    私まだまだ棺桶に入れないわね

  まぁ 答えから先お話しすると
   『桜』はお花も葉っぱも茎からも
  『アブソリュート』でも『オットー』でも
    ほとんど抽出が出来ないそうなのよ

 「先生 じゃあ『蒸留』も『溶剤』もダメだったら
   世の中で『桜』の香り付けは
    できなくなってしまいますぅ」

  あのね 私が覚えている限りでお話しすると
   『桜』の香り物質の過半数は
    『フェニルエチルアルコール』で
  『アニス酸メチル』と『アニスアルコール』が
    数%ずつと『桜餅』の香りの正体
     『クマリン』が数%だったと思うわよ

  でね 『クマリン』は人工的に合成できて
   『桜』独特の香り付けには
     よく使われているみたいよ
  だけどね 『クマリン』は
   『抗酸化作用』や『抗菌作用』があるけど
     『肝毒性』もあるから
  あなた達みたいに毎日『桜餅』とかを
   大量に食べ続けているとよくないのよ

 「先生 ドッキィ~ン じゃあお口に入れないで
   こんど『民宿』で『懇親会』が
    あるじゃないですかぁ
  だったら外の『桜』を愛でながら
   わたし達が『桜石けん』を作って
    大きなお風呂で楽しんでいただきますぅ」

  あらあら もう忘れてしまったのかしら
   『クマリン』はね『アルカリ』には
     弱かったでしょ
      だから『石けん』の香り付けは無理ね

  でも心配しなくてもね 今度の『懇親会』には
   いつもの『和食屋』さんが安心天然素材で作った
    美味しい『桜餅』を差し入れしてくださるわ

  ただし いくら安心素材だからと言っても
   あなた達には個数制限を設けますからね

  ほら 何だかんだお話ししている内に
   『福島』のお婆ちゃん達のところへ到着よ
  しばらくお休みしていたから気合いを入れて
   ボランティアをお願いね

 「先生 美味しい『桜餅』のお話しをしていたんで
   おなかが あのぅ 鳴ってますぅ・・・」

  神様ぁ~ 一見“熊?りん”って可愛い名前だけど
   呉々も“桜餅”は食べ過ぎないでねと言ってね

  お願いねっ