info-avenueのブログ

永年アロマセラピストとしてカウンセリングの体験を基に自ら悩み苦しんだ日々を踏まえこれからの人生明るく楽しく自由に生きていきたいなぁと言う気持ちで日々を綴っていきますので応援してくださいね

神様ぁ~! スコットランドの独立は損得じゃないの 鉄の女への恨み?が大爆発したからと言ってね!!



  猫さん達の可愛い日替わり画像【 小さな シンガプーラ一匹目 妖精 】            



  【 3年前の東日本大震災被災された皆様には
  
       心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
   今日から読んで頂ける方の為にも
    少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14-262》
  【普段は結構おしゃべりでも
   お相手の前では超寡黙】

 「先生 大変ですぅ
   きのうはメチャ大変でしたぁ
    だってわたし達のナースセンターは
     小児科病棟の仲間のナース達に
      占領されちまって
       スコットランドの『独立問題』で
        持ちきりだったんですよぉ

  だってきのうは『どちて坊や』達が
   わたし達の説明で少しは納得してくれて
    静かになってくれるかと思ったら
  なにがなにが
   『独立するとなにが得なの?』って
     すかさず切り替えされて
      これまた答えられなかったんですよぉ」

  いやぁ 想像していたとおり
   あなた達はやはり返り討ちにあったのね
    だって私だって即座には
     なにが得するのかは答えられないもの

  ちょっと言い訳っぽいけど
   私は学生時代『世界史』を専攻してなかったから
    通り一遍の知識しかないのよ
     ただね 『近代史』は事情があって
      ちょっと別にかじってたけど
       やはり『民族問題』となると難しいわ

  と言うのもね 今回問題になってるのは
   スコットランドの長い歴史の中で
    ここ300年ほどのお話しでしょ

  でね 特に『独立』の焦点になってるのは
   ここ35年ほどの経済激変じゃないかと思うのよ
    だから昨日もお話ししたんだけど
     『金の切れ目は縁の切れ目』だと思うのよ

 「先生 まだわたし達にはピィ~ンとこないですぅ
   ただ単純に『どちて坊や』が尋ねている
    独立すると『なにが得なの』って言うとこを
     小学生以下にでも分かるように
      お願いいたしますぅ」

  なによそれ 誰が小学生以下なの
   本当のことを言うとね
    小学生だろうが大人だろうが
     損得の問題とは思えないのよ

  じゃあ 私の『結論』はそのまま置いといて
   300年前からのお話しをしましょうか

  もともとはイギリス(厳密にはイングランド)も
   スコットランドも別々の『王国』だったけど
    たまたまイギリスの『植民地政策』が
     大当たりして
      結構羽振りがよかったみたいなのよ

  スコットランドは国土はあっても基幹産業がなく
   北のスカンジナビアを眺めても
    羽振りがよかったのは『海賊?』くらいで
     じゃあイギリスと連合を組んでおけば
      分け前にありつけると思ったみたいね

  でぇ おもしろいのは別々の国だったころから
   同じ国王を持つ『同君連合』と言う形だったんで
    すんなりとくっつけたこともあり
     イギリスの植民地でスコットランド人が
      かなり活躍したみたいなのよ

  当時日本はもちろん植民地ではないけど
   ほら 長崎の『グラバー』さん知ってるでしょ
    あの方もスコットランド出身なんだそうよ

  もともとは武器商人だったけど のちは
   造船技術とか炭坑技術とかに尽力されて
    三菱財閥の相談役におさまったみたいね
     そうそう あなた達にとっても関係のある
      『麒麟麦酒』の基礎も築かれたそうよ

 「先生 そんな順調なのが
   なんで別れようと思っちまったんですかぁ」

  それがね 第二次大戦後から特に1960年代に掛けて
   イギリスの植民地が次々と独立してしまい
    経済に陰りが見え始めてしまったみたいなのよ

  その経済を建て直そうとしてあの『鉄の女』
   サッチャーさんが国営だった重工業を
    競争力を持たせるためと称して強硬に
     民営化してしまったり

  イギリスの『産業革命』の代名詞だった炭坑を
   ナント大規模リストラをさせた結果
    ほとんどを廃坑に追い込んでしまったそうよ

  まぁ なにが言いたいのかというと
   独立して何を得するかという前に
    イギリス中央政権の強硬なやり方に反発する
     民族的な感情があるからじゃないのかしら

  スコットランドは弱肉強食の偏った民主主義より
   北欧の『福祉』とか『雇用』を優先する
    社会民主主義国家を目指そうとしてるみたいよ
     いま現在 若年失業率が20%近くて
      働くところがなくて困っているそうだから
       『背に腹は』ってことかしらね

 「先生 わたし達はなんとなく先生がおっしゃった
   『金の切れ目は縁の切れ目』って言う意味が
     分かってきましたけどぉ
      『どちて坊や』達には
        どう説明したらいいのかぁ・・・」

  だからお話ししたじゃないの
   今回のスコットランドの独立は
    単なる損得勘定なんかではないって
     ハッキリ言って『鉄の女』の失策と
      それに対する『怨念』なのよ

  仮に独立しても『同君連合』が復活するとか
   それでいて『ポンド』は使わせないとか
    日本人には理解しがたい同族の痴話ゲンカで
     共倒れにならなければいいけどね

 「先生 きょうは難しい問題をマジで聞いてたら
   頭の中がチンチコチンに熱くなっちまいましたぁ
    ここらで冷たく冷えた『麒麟麦酒』でも
     買ってきてシュワァっといきましょうかぁ」

  あなた達そんなに熱かったら『氷水』でもかぶって
   難病の募金に協力してらっしゃい

 「先生 ゲッ 一気に冷めましたぁ・・・」

  神様ぁ~ スコットランドの独立は損得じゃないの
   鉄の女への恨み?が大爆発したからと言ってね

  お願いねっ